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2017年8月25日金曜日

広島注文住宅施工中 基礎の基礎を見てみました。

こんにちわ。

もう八月も終わりですね。

明日は、宮島の花火大会がありますね。一度近くの方で見させて頂いたことがあるのですが、人が多くて多くて。綺麗だったのですが、次からは遠くの方から見させていただこうと思います。


現在工事が進んでおります、O様邸の基礎の写真を頂きました!

皆さんは、基礎をちゃんとみたことがありますか?

家の下らへんにあるグレーの部分です。

あれはただのグレーの部分ではないのです!!


まずは、なにもない状態です。




敷地の柵や、基礎をどこに建てるかなどの、やり方はすでに終わっています。

ちょっといっきに飛んで、はい!



基礎の範囲部分にコンクリートを敷きまして、
その後配筋をしております。


なぜ配筋をするのか、コンクリートだけでいいじゃないか。

僕は昔、感情を抑えきれず、そう言って家を飛び出したこともありました(嘘)


だいたいお分かりだと思うのですが、強度を上げるためです。

じゃなきゃこんな大変そうなことしないですよね。


では、配筋のときになぜ「鉄」を使うのかご存知ですか?

なぜ「鉄」なのか、木の棒でもいいじゃないか。

僕は昔、感情を抑えきれず、そう言って家を飛び出したこともありました(嘘)※二回目


これについては、温度変化による体積変化が関わってきます。
鉄とコンクリートは”熱膨張係数”というものがほぼ同じです。

それはつまりどちらも温度変化の際、同じように体積が変化をする、
ということです。

温度が上がった時に、どちらかが変化をして、どちらかが変化をしなければ、
壊れます。

だから壊れないようにほぼ同じ値の、鉄とコンクリートを組合せるのです。

お互い良い相手を見つけましたね。


また、鉄が錆びてしまうと”堆積膨張”なるものを起こしてしまいます。

そうなると、今まで一緒だったコンクリートさんとなじまなくなり、
むしろコンクリートさんを内側から押し出す形となり、
ひび割れが生じてしまいます。


ですが、コンクリートさんによって鉄は水から守られ、アルカリ性によって鉄の酸化からも守られ、錆びることはありません。
(これに関しては、”かぶり厚さ”というものが関係してきます)


なんと素晴らしい組み合わせでしょうか。考えた人はすごいですね。

話が長くなりましたので、最後に完成写真を載せておきますね。



(終わり方が下手)